性病での発熱はある?

性病で発熱することはある?

性病になったときに発熱することはあるのかというと、一部の病気で発熱が起こることがあります。

たとえばクラミジアや淋病が喉に感染したとき、軽い風邪のような症状が出ます。

このときに微熱が出ることがあるのです。

あまり高熱にはなりませんが、発熱を引き起こす性病の一つになります。

性器ヘルペスという病気もあります。

これは感染部位に強い痛みのある水ぶくれなどができる性病になるのですが、高熱が出る場合もあります。

実際に発症するとしばらく仕事などが難しくなることもある性病となるでしょう。

そのほか、エイズも発熱することのある性病の一つです。

この病気は免疫力が落ちていくのが大きな特徴で、現在は治療の方法がないことから感染しないように注意したい病気となっていますが、感染初期は風邪のような症状が出るのです。

そのときには発熱することもあります。

しばらくすると自然にその症状は治まり、熱も下がるのですが、それはエイズが治ったわけではなく、無症状期間に移行しただけとなります。

適切な治療を受ければ発病をできるだけ遅らせることが可能ですから、もしエイズに感染した場合はできるだけ早く病院に行くことが大事です。

このように一部の性病で感染時に発熱することがあります。

これも性病のサインの一つとして注意しておくといいでしょう。

治療にかかる費用

発熱することのあるこれら性病の治療費用ですが、性病の診察や治療は症状があれば初回から保険適用となります。

実際に発熱している場合、それは明確な自覚症状となりますから、初回の診察や検査から保険適用となり、治療費の負担が軽くなります。

実際にどれくらいかというと、たとえばクラミジアや淋病が喉に感染した場合、検査費用は診察代とあわせて3000円ほどです。

クラミジアと淋病の二つの病気を同時に検査する場合、費用は5000~6000円ほどとなるでしょう。

これら病気は抗生物質で治療できるため、飲み薬が処方される場合も多いですが、このときは2000円ほどかかる場合が多いです。

これら治療を一度受けたら、治ったかどうかまた検査して確かめ、陰性になったら治療終了となります。

そうならなかった場合は薬をまた使うため費用がかかります。

性器ヘルペスも同じように診察や検査、薬代がかかりますが、この病気は再発しやすく、長期間の通院が必要になりやすいため、保険適用でも少し治療費がかかることがあります。

エイズの場合は現在のところ完治が難しい上に、治療費は保険適用でも毎月7万円近くかかる場合があるなど、他の病気に比べて費用がかかりがちです。

また、実際に必要な費用はそれぞれのケースによっても異なるため、医師や病院によく確認するほか、身体障害認定など利用できる他の公的制度があれば利用も考えるといいでしょう。