泌尿器科での性病の自費治療とは

万が一性病にかかってしまっていたら、必要な治療を受けて治していかなくてはなりません。
性病といってもたくさんの種類の病気があります。
性行為をすることでそれが原因となって感染し、病気になってしまう病気のことを総称して性病、または性感染症という名称で呼んでいます。

そんな性病についてですが、検査を受けたりまた治療をしたりすることなく放っておいてしまって悪化してしまうと、そのせいで将来的に不妊になってしまう可能性も考えられます。
またもし妊娠していた場合には出産の際に子供にうつしてしまうという危険性も考えられます。
また性病の中には非常に危険性の高い病気もありますから、悪化してしまったことにより取り返しのつかないことになってしまうケースも考えられるのです。
ですから性病になってしまったという可能性が考えられるのであれば、できるだけ早く検査を行い早期発見に努め、そしてまた早くから治療を行っていくことをお勧めします。

そんな性病についてですが、治療を行うための検査に健康保険は適用されるものなのでしょうか。
社会保険または国民健康保険に誰もが加入されていることかと思いますが、性病検査については保険が適用されるケースと適用されないケースがあります。
ではなぜ適用されないケースが出てきてしまうのでしょうか。

現段階においては、性病について何かしらの症状が出て居ない場合での検査については保険適用外となっています。
陰部のかゆみ、違和感といったような性病に関する症状が出ていれば、その症状の治療を行うのに必要な検査ということで保険が適用されるのですが、全く症状はないけれど不特定多数の人と性行為を行ったので性病になっていることも考えられるということにより検査を受けることは自費治療にあたることになります。
全額自己負担で検査を受けなくてはなりませんが、それでも検査は必ず受けてほしいと思います。
性病の自覚症状についてですが、性病にかかっている場合でも自覚症状がない場合が非常に多いんです。
ですから不特定多数の人と性行為を行ったという性病になっている可能性がある行為を行っているのであれば、必ず検査は受けるようにしてほしいんですね。

また匿名で行うことができる検査についても保険適用外となります。
どうしても匿名で検査を行いたいのであれば全額自己負担での検査となります。
また他にも健康診断を行った際に、ついでに性病検査も、という場合にも症状がない場合での検査に当てはまりますので保険適用外の自費検査となってしまいます。