性病の原因を調べるテスト

性病になったときに病院を受診したとき、医師の診察を受けるだけではその症状の原因などがすぐわからないことも多いです。

もちろんこれも病気の種類によるのですが、これがわからないときは原因を調べるテストが実施されます。

いわゆる性病検査ですね。

これによりその症状がどんな病気なのかを調べられます。

原因が何かがわかれば有効な治療も実施できるというわけです。

性病を調べるテストとはどんなものか、あまりイメージがつかない方も多いでしょうが、これはよくある検査となる場合も多いです。

たとえば尿検査、血液検査などです。

尿検査になるのは男性の性器クラミジアや性器淋病を調べたいときなどです。

このときは尿を調べることでこれら性病かどうかが判明します。

血液検査になるのは梅毒やエイズを調べたいときなどです。

病院で採血を行い、この血を調べてもらうことでこれら病気かどうかが判明します。

あまり受けたことがない検査になるのは、たとえば喉のクラミジアや淋病を調べたいときに受けるうがい液の検査かもしれません。

しかしうがいをしたあとの液を捨てずに提出するだけですから非常に簡単なテストとなるでしょう。

女性の性器クラミジアや性器淋病を調べたいときは、膣内を綿棒でこするテストになります。

病院では十分なプライバシー配慮をしてくれることが多いですが、これは少し特殊なテストに感じられるかもしれません。

これら性病のテストでその性病に感染しているかどうかはわかるのですが、その性病にいつ、どのような形で感染したのかはわかりません。

性病に感染した原因もかなり気になる方も多いでしょうが、これは自分が感染している性病の種類を知り、その病気の潜伏期間などから逆算し、どのあたりで感染したのかを自分で推測することで、それらしい出来事を特定する形となります。

病院で受けるテストにより、感染経路の特定は必ずしもできませんから注意してください。

病院で受けられる性病テストはもちろん有料です。

このときに保険適用はあるかというと、自覚症状がすでにある場合は適用となります。

テストの費用は性病の種類にもよるのですが、クラミジアや淋病の場合、一種類の性病テストと診察料合わせて3000円ほどとなります。

調べたい性病の種類が増えるとそれだけテストの数が増え、費用が高くなります。

多くのテストを同時に受ける方は注意してください。

自覚症状がない場合は保険適用がなく、自由診療となるために病院によってテストの費用が変わります。

テスト一種類につき3000円という病院もあれば、一種類だけで8000円近くかかる病院もあります。

自覚症状がない場合はテストを受ける前に費用を確認しておくといいでしょう。