泌尿器科で行う性病のクラミジア検査の費用とは

性行為によって感染する可能性のある病気を総称して性病や性感染症という名称で呼んでいるんですね。
そんな性病の中でも特に多くの方が受診されることが多い病気としてクラミジアというものがあります。
このクラミジアについて説明しますね。

クラミジアは一般的にこの名前で呼ばれていますが、正式名称としては性器クラミジア感染症といいます。
クラミジア・トラコマチスの一種によって生じる性病、性感染症であり性行為によって感染する病気です。
症状については男性の方が感染した場合には尿道に膿みや痛みを感じます。
女性の方が感染した場合にはおりものが増えるといったことが挙げられますが症状がないケースもかなり多いです。
また咽喉に感染するケースもあり、咽喉への感染の場合はのどの痛み、痰が増えるといった症状があります。

この性器クラミジア感染症を特に治療を行ったりすることなく放置をしてしまうと悪化してしまい、結果的に不妊症につながってしまう可能性があり、非常に怖い病気であるとも言えます。
ですから必ず検査を行う必要があるのです。

ではクラミジアかどうかを知るための検査についてはどれぐらいの費用がかかるものなのか、気になるところですよね。
クラミジア検査は男性の方の場合は泌尿器科で行うことができます。
女性の方の場合は産婦人科や性病科で検査を行うことができます。
検査費用については症状がある場合には保険適用となりますので、3割負担で検査ができます。
ですが性器クラミジア感染症については症状がないケースが多いので、無症状で検査をするという場合にはどうしても保険が適用されないため全額自己負担で行わなければいけません。
症状があれば保険が適用されるのですが、症状がなければ保険は適用されないのです。

ですが性行為によって感染する病気ですから、不特定多数の人と性行為を行ったというような感染している可能性がある場合には、必ず検査を受けてほしいんですね。
症状がないけれど実は性器クラミジア感染症に感染していて放置していたため悪化してしまい、不妊という症状が起こってしまう可能性があるからなんです。
また性器クラミジア感染症だということが検査で分かった場合には、治療を行っていくことになりますが、治療については抗生物質を用いて行っていくケースが多いです。