よくある性病の自覚症状とは
パートナーがいる方にとって性病はやはり不安がありますよね。
性行為やオーラルセックスなどで感染する機会が多いのですが、もし感染したらどのような自覚症状があるのでしょうか？
よくあるのが排尿時の痛みや違和感といったもの。
淋病やクラミジアなどで多いのですが、これに感染すると排尿時にこれまで感じなかったような痛みや違和感が出たりするのです。
それが一時的なものでなく、排尿時に必ず感じるようになったら性病に感染した可能性がありますね。
このほかの自覚症状として、男性の症状になるのですが尿道から膿が出るといった症状もあります。
健康なときにはまず出ることのない自覚症状ですから、これが出ると何か異常が起きていることに気づけることは多いですね。
もし尿道から膿が出たら性病を疑ってみるのもいいかもしれません。
次に女性によくある症状として、おりものが増えるという自覚症状があります。
女性の方など自分のおりものの量はだいたいわかる方も多いでしょう。
それが普段よりも増え、その状態がしばらく続いている場合、性病の可能性があります。
これらが比較的よくある性病の自覚症状となります。
そのほかにも自覚症状はある？
先ほどの自覚症状は淋病やクラミジアなど比較的多い性病の症状となりますが、これ以外の性病になると自覚症状も変わります。
たとえば梅毒になったときなど、まず性器の周辺にしこりのようなものができ、症状が進むと全身に小さな湿疹ができます。
この段階で異常を自覚して病院を受診し梅毒だとわかる場合も多いのですが、さらに症状を放置していると全身に腫瘍ができるなど、かなり重い症状となるのです。
尖圭コンジローマになると性器や肛門といった部位にイボができます。
それ以外にはあまり自覚症状はなく、たまに痛みやかゆみを覚える方もいる程度となりますが、これまでイボなどなかった部位にイボができることから比較的わかりやすい自覚症状となりますね。
このほかにもそれぞれの性病ごとに自覚症状があります。
普段とは違う状態を自覚したら早めに病院を受診しましょう。
性病かなと思ったら
性病かなと思ったときに受診する病院は性病科のほか、性病に対応できる泌尿器科や婦人科などになります。
そちらで自覚症状を伝えて医師の判断を仰いでください。
必要に応じて検査なども行われ、性病と確定したら治療を開始できます。
保険診療に対応している病院を利用すれば健康保険が適用されるため、治療費はそれほど高くはなりません。
費用を抑えたい方は保険診療をやっている病院を利用するといいでしょう。